『まちだの昔ばなし』が絵本に 村杉創夢さんの創作切り絵
「多くの人に読んでほしい」と村杉創夢さん（同ギャラリーで撮影）
南大谷在住の切り絵作家・村杉創夢さんがこのほど、町田市観光コンベンション協会の協力のもと、新作絵本『まちだの昔ばなし』を制作した。
同作品は、村杉さんが町田市内の地名や動物、鳥などをテーマにした物語を創作し、その物語に沿った切り絵を付けた絵本で、今年６月に完成した「つるかわの鶴（鶴川）」を含む７話が収録されている。
「美しい切り絵と読みやすい内容で市民の方が自分の暮らす土地への愛着を持ってもらえる一冊です。子どもへの読み聞かせや学校の教材として活用されることを期待したい」と同協会。
ほかに「玉吉とタヌキとキツネとうさぎ（玉川学園）」、「かわせみ（町田市の鳥）」、「河童の薬師ヶ池（薬師池）」、「龍天神社（南大谷天神社）」、「ぬぼころ神社（ぬぼこ山神社）」、「かしの木山の栗太郎（かしの木山自然公園）」の６話を収録。いずれも地名などからヒントをえたオリジナルの作品。
絵本は１冊１９４２円。町田ツーリストギャラリー（ぽっぽ町田１階）と村杉きりギャラリー（南大谷９１２の53）で購入できる。
■（問）町田ツーリストギャラリー【電話】０４２・８５０・９３１１
Ａ４判 72ページ
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