小山小学校(篠田康昌校長)に実りの秋が訪れた―。
同校5年生の児童らは10月17日、地元農家と協力し敷地内で育て上げた”稲”を刈り取った。
これは同校の総合学習の一環。「米作りから学ぶ小山の農業」というテーマの下、地域の人との関わりの中で収穫の喜び・人々の温かさを感じることにより、児童に思考力や表現力を育んでもらおうというもの。今年3月に行われた耕うん作業の見学から始まり、打ち合わせ、田植え、整備作業と継続的に取り組んできた。
当日は、慣れない鎌での収穫にはじめは苦戦していたが、農家の人の指導を真剣に聞き、徐々に上達する児童の姿が見られた。また、「硬いけどもうお米だ」と脱穀前の稲を進んで味見してみる児童や、イナゴと稲作の関係について質問する児童など探究的に学ぶ姿勢も見て取れた。
今後は脱穀作業、モミ擦り、精米とお米作りを進め、12月にはお世話になった農家やボランティア、地域の人と一緒に「収穫を感謝する会」を行う。
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