今回で15回目となる日本語学習者による日本語発表会が2月21日、和光大学ポプリホール鶴川で行われた。町田国際交流センター主催、まちだ地域国際交流協会、町田日本語の会協力。
町田市内の外国人登録者数は5134人(2016年1月末日現在)。一番多いのは中国で1862人、続いて韓国の1036人、フィリピン544人となる。
主催、協力した3団体は定期的に教室を開き、外国人に日本語を教えている。3団体での受講者は月間延べ400人。様々な国の出身者が日常会話、ビジネス会話を勉強している。
その成果を披露しようと日本語発表会では、19人が登壇し、多様な視点で日本の文化や習慣、自国との文化の違いなどを日本語で話した。韓国出身の張恩英さんは「日本人のごめんなさい」というテーマで、「すいません」という意味を言葉だけでとらえるのではなく、使われ方や肌で感じた印象などを丁寧に説明した。「日本人の思いやりや温かさを感じている発表者が素敵でした」と実行委員。
また小学生による大喜利も行われ、お題に対してダジャレやトンチを聞かせた回答に、会場は笑いに包まれた。
石井章夫センター長は「多くの方に来場いただきありがとうございました。発表者も日本語を理解し、日本の文化・習慣にもとても理解していただいているようでした。多くのボランティアの方に支えられている事業ですが、今後ともしっかり行っていきたい」と話していた。
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