初詣に行った記念にこんな土産はいかが―。町田天満宮(原町田1の21の5)に並んでいる「うそ鳥グッズ」。実は菅原道真公を御祭神とする全国各地の天満宮には特殊な形のものからかわいらしいものなど、さまざまなタイプがあり、隠れたうそ鳥グッズコレクターもいるという。
これは梅の木に飛来する実在の鷽(ウソ)という鳥をモデルに作られたもので、町田天満宮には6cmぐらいの高さの一刀彫りうそ鳥=写真=と、うそ鳥ストラップ各500円をそろえる。昔、菅原道真公が悪魔ばらいの大切な祭儀を行っていたときにハチが襲来して参拝していた人たちを困らせたが、うそ鳥が現れてハチを食べつくしてくれたという伝説があり、災いを排除したことから「災いや悪事をうそに変える」とも言われる縁起物だ。
全国にある天満宮では、昨年の「うそ」を「まこと」に替える「うそ替神事」を行っているところもある。
町田天満宮の一刀彫りは見た目もかわいく、ほっこりとした安心感を与える姿からお守り代わりに持つという人も多い。
ちなみに、「うそ」という名前は口笛を意味する古い言葉からきていて、口笛のような鳴き声を発することから名付けられたという。
問合せは同天満宮【電話】042・722・2325へ。
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