詩吟との出合いは小学1年生の夏。吟照流町田吟誠会の師範の薦めで今年初めてコンクールに出場すると、東京都大会で33人中の7位に入賞した。習い始めてわずか1年半ほどで東日本大会まで進むのは快挙だ。実は地区大会では5人中の4番目だった。母親の幸恵さんによると「泣きながら帰宅し、もうやめる」と言ったそう。「だったら次で有終の美を飾りなさい」。幸恵さんの言葉で火が付いた。
東京都大会までの2週間、高橋師範の個別指導を受け、家でもみっちり練習した。結果は先述の通り。詩吟の良さは「歌うと気持ちがスーッとするところ」。終業式では全校生徒の前で表彰された。「これからもたくさん発表会に出て、勇気をたくさん持てる人になりたい」とほほ笑んだ。
町田版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|