依然として頻繁に発生する特殊詐欺被害の撲滅を目指し、町田警察署(布施賢而署長)は18日、市内で開院している接骨院が所属する町田市柔道整復師会(柾屋富治郎会長)に、特殊詐欺被害防止アドバイザー委任状を交付した。
市内の特殊詐欺被害は、今年に入りすでに81件発生している。中でも現金やキャッシュカードを手渡してしまう「オレオレ詐欺」や「還付金詐欺」が8割を超えている。
被害者は70歳を超える高齢者が多く、同署は高齢者がよく利用する接骨院に着目。同会に、接骨院の利用者に向けて詐欺撲滅啓発のDVD放映やチラシ配布、声掛けなどの協力を要請した。
柾屋会長は「特殊詐欺被害ゼロの町にするために協力します」と宣言。布施署長は「高齢者が被害に遭わないようそれぞれの接骨院を情報発信の拠点としてほしい」と話していた。
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