町田市立三輪小学校(高澤善幸校長)の5年生(91人)が17日、地域の田んぼを借りて育てた米の稲刈りを行った。
児童らは5月に田起こしと田植えを終え、7月には草取りも実施。好天に恵まれたこの日、前日の雨でぬかるむ土に足を取られながらも、必死に作業する様子が見られた。児童の一人は「案外大変だったけど、コツをつかんだら面白かった」と話した。刈った稲は束にまとめ、学校へ運ぶ。今後、精米してから「感謝の会」で配布される予定だという。
三輪小の米作りは2005年に地域の人々の協力を得てスタート。「苗床作りや水やり、畦作りなど、日ごろから子どもたちの活動を支えていただいています」と高澤校長。稲刈りのときも地域のボランティアが鎌の使い方を指導し、子どもたち自身で収穫するのを手伝った。地域の人と交流しながら、貴重な体験を満喫する児童たちの楽しい声が里山に響いた。
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