桜美林中学校・高等学校美術部の部員13人が、夏休みの1カ月間で、江戸後期の曲水宴屏風を元にした巨大な作品を制作した。作品は9月22日、23日に同校で行われた文化祭で展示され、約1000人の来場者の関心を引いていた。
「新しい時代(令和)を私たちが創っていくという想いで、万葉集の『梅花の歌』を描きました」と副部長の加藤綾さん(高2)は説明した。縦2m×横8mの巨大なキャンバスに和歌のレタリング、切り絵、水墨画、影絵、コンプレッサーを使った背景など様ざまな手法を取り入れた。会場のライティングや設営も部員同士協力して行った。
加藤さんは「予定を組み、実行し、作品を完成させるまでをスムーズに進めるのが難しかったです。ギリギリになりましたが、OBや先生たちの協力を仰ぎながら、思い通りの作品を創ることができました」と話した。
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