戦傷病者等が体験したことを後世に語り継ぐ施設として2006年に開館した「しょうけい館(戦傷病者史料館/千代田区)」。体験者の高齢化が進む中、16年度からは戦後世代を対象に「戦中・戦後の労苦を伝える次世代の語り部育成事業」を実施している。
この春、3年間の研修を修了し、1期生としてデビューした「次世代の語り部」。その中の一人が町田市内在住の榎本瞳さん=今号人物風土記で紹介=だ。同館は戦傷病者とその家族の労苦について約200人の人々の証言を映像に記録してきた。次世代の語り部による講話では、証言者の体験を中心に当時の社会状況などを織り交ぜながら話してくれる。
なお、しょうけい館は現在新型コロナウイルス感染防止のため臨時休館中。再開日については決まり次第、同館のホームページで告知される。
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