成瀬駅北口を中心としたエリアの事業所が集まる南成瀬共栄会(木目田賢市会長)。同会はこのほど、新型コロナ禍で打撃を受けている会員飲食店を応援するプロジェクトを立ち上げ、テイクアウトマップを作成した。
同会に加盟する飲食店で、テイクアウトを実施している店を掲載。マップは近隣エリア30カ所に掲示された。掲載店は和食、洋食、イタリアン、中華、お好み焼きなどバラエティに富み、様ざまなニーズに応えるもの。また同時にプロジェクトのFecebookページを作り、同会の役員らが取材した掲載店のメニューなどの詳しい情報を載せている。
4月末に同会役員が集まり、この状況下で何かできることはないかと話し合った。澤井義晴副会長は「この事態に苦しむ会員のために、スピード感を持ち、かつ公平性を保てる対応をしなればならないと思いました」と振り返る。その場で、会費の見直し、テイクアウトマップ作り、さらには会員向け商品券を発行することが決まった。商品券は会員店舗で使える5,000円分のもので、「自分たちで経済を回せるように」と会員にのみ配布した。飲食店だけでなく、美容室やクリーニング店など、使用できる会員店舗も増えている。
「『看板を見たよ』と来店する人や、マップの前に立ち止まって携帯電話で写真を撮っている姿などを見かけるようになった」と澤井副会長。6月3日にまた役員会があり、情勢を見ながら今後の動きを検討していきたいとしている。
Facebookページは「成瀬のテイクアウトを応援するプロジェクト」で検索を。
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