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南町田教会 市内149カ所に寄付 米や野菜 農家救済も兼ね

社会

掲載号:2020年11月19日号

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つるかわ学園への寄付に向かうメンバー(11月15日)
つるかわ学園への寄付に向かうメンバー(11月15日)

 小川の子どもセンターばあん近くにある日本基督教団南町田教会(黄昌性牧師・西田浩子牧師)は、新型コロナ感染症対策として市内の社会福祉法人施設や幼稚園などにマスクや米、野菜を配る寄付活動を行っている。5月から活動を開始し、配布して回った施設は11月15日現在で市内149カ所に上った。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月中旬からマスクや消毒液を近隣の施設や学校に配布してきた同教会。5月頃にニュースや教会員の話から、感染の不安の中で日々の食材の買い出しを続けることが難しいということ、一方で営業自粛を強いられた飲食店や学校の休校に伴い、野菜や米の消費が著しく減り、生産農家にも大きな影響が出ていることを知った。そこで自分たちが何ができるかを考え、全国の農家から野菜や米を購入し、困っている施設に寄付することを決めた。

 専門委員会を発足し、教会をあげての活動を開始。農家より一括で大量購入した野菜や米を、教会員が自分の家庭用に店頭価格で購入。その差額を資金源にして寄付用の野菜・米を調達するというもの。個人による献金も足しにした。

「幸せの連鎖」願い

 市内の社会福祉法人や学校法人を中心に直接電話で寄付の話をすると、一事業所に対し米10kg、ジャガイモ10kg、ナスやピーマン、キュウリなどの野菜を5kgずつ箱詰めして自分たちで運んだ。これまで市内149カ所の福祉施設、保育園や幼稚園などに寄付をし、給食や施設の活動での活用、職員たちの食事の足しになると大変喜ばれているという。寄付を受けた(福)つぼみの家 町田ゆめ工房の上中志穂施設長は「箱の中の野菜がきれいに整理整頓され、教会の皆様の気持ちが伝わってきました」と感謝の言葉を述べていた。

 同教会では今後も活動を続けていくとし、西田牧師は「野菜や米、マスクを受け取られる方々の笑顔が、新たな幸せを地域に運んでくれたら嬉しい」と話している。

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