小野路宿里山交流館を拠点に、小野路の放置山林(主に竹林)を活用し、竹をテーマに新たな価値を創造する活動をしている小野路里山活用プロジェクト(小野路竹倶楽部)。同倶楽部によるワークショップ「流しそうめん用 竹の切り出し体験&ワークショップ」が7月22日に行われた。
これは市の「まちだ〇ごと大作戦」の取組の一つで、市有地になっている放置竹林を整備・活用し、市民に啓蒙することが目的。この日、朝から参加したのは、SNSで取り組みを知った市内在住の宮津剛さんの家族。里山交流館隣のヨリドコ小野路宿から裏山に分け入り、対象の竹を決めると小学6年の長男、5年の長女と一緒に力を合わせて竹の切り出しを行った。「夏休みにどこにも出かけられないので、近場でこのイベントがあることを知り応募しました。子どもたちの良い経験になる」と宮津さん。切り出した竹を鉈で割り、グラインダーで丁寧に研磨。約4m50センチの水路を作成した。
「コロナ禍なので流しそうめんはご自宅で実施してもらいます。ワークショップを通じて、竹林の整備だけでなく、里山交流館でランチをしてもらえたり、ヨリドコの存在を知ってもらえるなどの地域活性化に繋がる」と同倶楽部の平山健一さん。「市有地は市民の財産。今後も竹を活用した、更なる催しを企画していきます」と話す。
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