どこで借りても、どこで返しても良い”まちの本棚”。市内を中心に一大ムーブメントを巻き起こしている「きんじょの本棚」に携わる本好きたちが集まり、「きんじょの本棚祭 秋の陣」と題したイベントが11月3日、初めて野津田薬師堂で開かれた。
会場には9つのマルシェとおよそ300冊の本が並び、約1500人の来場者で賑った。同時に開かれた茶席や寄席も満員御礼。ファウンダー(創設者)の金城美由紀さんは「本好きが集まって、本をきっかけに会話や新たなつながりが生まれました。次は『春の陣』も開催してほしいとの声もありました」と祭りの成功を喜んだ。
きんじょの本棚は本棚を開設する人、本を借りる人、本を寄付する人など本を通じて人と人が交流する場を作る取組み。個人の事業として金城さんが2018年に開始した。昨年コロナ禍で賛同者が急速に広がり、現在は市内を中心に69カ所の本棚が設置されている。
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