3月は自殺対策強化月間。町田市では、新型コロナウイルス感染症の影響による自殺リスクの高まりを考慮し、昨年同様開始時期を1カ月早めて自殺対策普及啓発キャンペーンを実施する。
身近な人の悩みに気づき支える「ゲートキーパー」。市は2019年に策定した「町田市自殺対策計画」に基づき、ゲートキーパー啓発活動を継続している。その一環で、今年もポスターとクリアファイルを作成。デザインは町田・デザイン専門学校の学生を対象に募集し、応募のあった22点の中から市長賞を受賞した菅原肇乃(ことの)さん(グラフィックデザイン科2年)のものが選ばれた。市長賞の表彰式は1月19日に市役所で行われ、菅原さんは石阪丈一市長から表彰状を授与された。
菅原さんがデザインしたポスターは2月1日(火)から3月31日(木)まで、市内の鉄道全10駅や路線バス車内、医療機関や薬局、市民センターなどの市の施設に掲示され、クリアファイルは駅や市の施設で配布される。また、今年は初めて、健康づくりに向けた包括的連携に関する協定を締結している(株)丸井グループの町田マルイと町田モディの店舗やトイレなどに、悩みの相談先一覧の二次元コードが載ったステッカーを掲示する。菅原さんは「柔らかい色使いで、丸やハートを使い、やさしいイメージを落とし込んだ。市内のあちこちに貼られるので、友だちに広めて『ゲートキーパー』についても広められたら」と話した。
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