特殊詐欺被害撲滅キャンペーンが6月14日、町田警察署(吉田知成署長)と町田市の共催で行われた。まちだサポーターズや防犯ボランティア、シルバーポリスなど市民約40人がぽっぽ町田屋外広場に集合。原町田中央通り周辺で啓発用チラシを配布した。
キャンペーン開始時には、警視庁防犯広報大使を務めるアニメキャラクター・フグ田サザエさんと磯野波平さん、FC町田ゼルビアのゼルビー、警視庁マスコットのピーポくんが登場し、場を盛り上げた。
あいさつに立った吉田署長によると、町田署管内では昨年、110件の特殊詐欺が発生。被害額は合計約2億6000万円にのぼり、都内に102ある警察署の内、最も多かった。これを受け、町田署では詐欺被害撲滅を署の最重要課題に掲げ、検挙・抑止対策に取り組んできた。今年は6月13日時点で20件発生、昨年同時期で28件減。6割減少しているという。また、未然防止は33件(前年同時期8件増)、検挙は22件・10人。都内ではATMに誘導されてしまう「還付金詐欺」が多いが、町田市内では息子や孫を騙る「オレオレ詐欺」が多い特徴があるという。
吉田署長は「詐欺の入り口となる家の電話に出ない対策が大切。常時、留守番電話に設定してほしい。また、ATMでは携帯電話を使用しない、させないというルールが定着するよう目指している。地域の皆様の協力いただければ」と話した。
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