市と連携し、認知症とともに生きるまちづくりを行う(一社)Dフレンズ町田は、その理解を深める取組として竹灯りを使った啓発に力を入れている。9月18日の「世界竹の日」、同21日の「世界アルツハイマーデー」にあわせて、認知症当事者が伐採し、制作した竹を使ったオブジェを展示する。
展示は町田薬師池公園四季彩の杜西園で9月18日(日)〜21日(水)に開かれる「西園竹灯り2022-ともにともす光のアート-」(西園指定管理者NEST Machida主催)で行われ、認知症当事者や、竹と町田のことが大好きな団体などで構成される「町田bambooチーム」が制作した竹灯籠を集めて一斉に灯す。点灯時間は午後6時から9時。最終日は8時まで。19日(月・祝)はミニライブなどの記念イベントが開かれる。
さりげなく溶け込んで
同チームに参加しているDフレンズ町田はイベントに先立ち、町田モディで竹灯籠の色付けイベントを実施した。同団体と町田市、(株)マルイの連携事業で、認知症当事者らがタケノコを掘ったり、竹を伐採する様子を映した写真も掲示して紹介。「これまでは認知症本人たちの取り組みを来て、見て、知ってくださいという趣旨が多かった。これからは自分たちで出て行こうと。モディや西園、バンブーチームに溶け込んで、まさに『ともに生きる』姿を見せたい。イベントを楽しみに来た人に、結果として認知症の理解が深まればいい」とDフレンズ町田のメンバーは話す。
![]() 不要になったマニュキアで色付けする参加者=9月10日
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