市内の放射能線量を測る都職員（町田市提供）
○（小学３年生・６年生の二児の母親）
原発の問題が起こった直後、西日本の実家に戻って欲しいという主人と意見が分かれ、毎日のように話し合いました。実家の母も心配していましたので、結局春休みの１週間だけですが戻りました。私はあまり気にしていないほうなのか、あまり気にしていないお母さん同士では何でも話せるのですが、放射能にかなり気を遣っているお母さんとは話す内容も少し気を使います。もちろん否定している訳ではなく、その方々の家庭の判断なので「そういう家庭もあるんだ」と割り切っています。私自身放射能に深い知識がある訳ではないのですが、東京都が市内小学校の数値を計ったことは、良かったことだと思います。一つの目安になるし、続けていって欲しい。手放しで安心と言ったら嘘になりますが、ここに暮らしていく以上ある程度（浴びてしまうという）覚悟はしています。
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