小学生と大学生、美術館、企業が一体となって、楽しみながら学ぶきっかけを作るワークショップが16日、金井小学校で行われた。
これは町田市立博物館、玉川大学芸術学部メディア・アーツ学科が主催し、株式会社サクシード(関仙一郎代表取締役)=本社・町田市原町田=の技術協力を得て、同小学校の児童と一緒に「水辺のなかまを探し出そう!”光のまちだハス池”」展開催へ向けて行う官産学連携プロジェクト。この官産学連携は今回で3回目。
このプロジェクトは「光」がテーマ。昨年の福島第一原発事故に今年の夏も節電は大きな問題で、主催者は多くの人にとって当たり前の存在になっている「電気」の存在をもう一度考え直そうと訴えている。
ワークショップでは同学科の2、3年生22人と高学年児童15人が参加し、教室に持ち込まれたハスの葉や根を観察。水辺の生き物を通して自然を学び、そしてメダカや鳥、カメなど水辺の生物を紙粘土やビーズなどで制作し、ハス池作りに力を合わせている。
展示会では電源を使わず、手回しのブラックライトを当てると発光する特殊発行塗料ルミライトを使って、暗闇の中で「光のまちだハス池」を演出し「光」を表現する。
指導する同学科の田中敬一教授は「専門分野でスキルを学ぶ学生たちにはアシスタント役に徹してもらい、これから進む社会の中で必要なコミュニケーション能力を学んでもらえれば。そして児童たちには、学ぶ楽しさを知ってもらいたい」と話している。
展示会は町田市民ホールで7月11日(水)〜14日(土)に開催(午前10時30分〜6時)。
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