伊達武将隊に大歓声 なるせだいまつり
「なるせだいまつり」が7月28日、29日、成瀬台公園で行われ、多くの人出で賑わった。
「子どもたちに故郷を作ってあげよう」と当時、新興住宅街だった成瀬台に越してきた人々が手作りで始めた同祭も今年で36年目となった。前夜祭も含め、3日間での来場者は1万人以上。現在は、子どもだけでなく、結婚して独立した人たちも、同祭のために帰郷してくることも多いという。
今年の同祭には、宮城県仙台市から伊達武将隊と宮城県のイメージキャラクター「むすび丸」も参加した。これは成瀬台に住む映画監督・飯島敏宏氏の作品「ホームカミング」の上映がきっかけで、被災地仙台と成瀬台が結ばれた。映画はお祭りを通して、定年退職者が活気ある町を取り戻そうとする内容だが、東日本大震災後の上映会で、多くの仙台市民が勇気を得て、今回の参加につながった。
伊達武将隊は華麗な殺陣を披露し、また仙台の魅力を紹介した。「仙台には魅力的なものがいっぱいあります。復興の様子もぜひ見てもらいたい。遊びに来て下さい」と呼びかけ、会場は大きな拍手に包まれた。
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