力合わせ巨大ドーム完成 南第一小学校 課外授業
町田市立南第一小学校(佐野友隆校長)の5年生94人が16m四方の紙にローラーで自由に色をつけ、空気を中に閉じ込めた「巨大ドーム」を創り上げた。
これは児童らに美術の楽しさを再発見してもらうための取り組みで、東京造形大学の指導のもと、同校の課外授業で行われた。
授業は紙にペイントするだけでなく、巨大な紙を活かして児童全員で協同作業することも目的の一つ。児童らが呼吸を合わせて一斉に巨大な紙を持ち上げ、ドーム状になった紙の中に入り、紙を突き破って出てきた。何度も挑戦して全員が一つになってドームを創りあげた時には喜びの声を上げた。
「美術の楽しさだけでなく、子どもたちが『協力』というテーマを学んでくれてよかった」と造形大の石賀直之准教授は話す。
授業で使われた紙は今後の図工の授業で新たな作品に作り直す予定。
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