市内在住の切り絵師・村杉創夢さんが切り絵の絵本「まちだの昔話」の新作を完成させた＝写真。
まちだの昔話は７つの物語を絵本にしたもので、昨年10月に上梓。今年６月には８作目の「七国山の大男」、そして10月には最新作の「ただおの蛙としばおの蛙」を完成させた。
「ただおの蛙としばおの蛙が鎌倉街道を挟んで、鳴き比べ。どちらの声が大きく美しいか、どうしても決着をつけたくて…」。14ページの紙芝居に仕立て、懐かしく愛着のある切り絵が展開する。
「まちだの昔話」は、村杉さんの創作物語で、地名や鳥・花など町田にゆかりのあるものからヒントを得て物語を構成し、話に沿って切り絵を作成している。
今回の「ただおの蛙としばおの蛙」のほか、「七国山の大男」の原画は『村杉きりえギャラリー』で見ることができる。入場無料。
■村杉きりえギャラリー（町田市南大谷９１２の53）【電話】０４２・７２８・９１５４
金曜定休 11〜16時
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