町田市立金井中学校(奥山拓雄校長)で1月29日、職業人の話を聞く会「金井中版プロフェッショナル仕事の流儀」が行われた。
生徒たちに職業に関する視野を広げてもらい、自分の生き方を考えるきっかけになればと行われた企画で、当日は様ざまな専門的な職業に就く社会人から話を聞き、生徒たちはその職業感に触れた。
今回講師に招かれたのは、刀鍛冶職人の佐藤重利さん、山岳カメラマンの平賀淳さん、FC町田ゼルビアで裏方を支える大友健寿さん、元キャビンアテンダントの鬼澤えり子さん、自然派建築士の加藤洋介さん、フィールドホッケー国際審判の相馬知恵子さん、新人俳優の7人。
講師たちはそれぞれ経歴や、なぜこの職業に就いたのか、仕事の楽しさ・喜びのほか、仕事をすることについて、丁寧に話していた。
刀鍛冶の佐藤さんは包丁と刀の違いを、自分で作り上げた包丁と日本刀を使い説明、使う材料や製作過程の違いなど分かりやすく話していた。
山岳カメラマンの平賀さんは海外で撮った写真を見せながら、撮影の瞬間や撮るまでの準備などを語った。「寒い所で何時間も待ち、撮れない時もあるけど、それは当たり前。そういうことは苦労ではなく、当然のこと」と『仕事で写真を撮ることとは』を話し、生徒たちは熱心にノートに書いていた。
ほかの講師たちも、「好きなことを職業にするためには」「なりたい職業に就くために必要なこととは」「職業に就いてから努力すること」「なりたい職業をみつけるために」など自分の体験で培った経験を、生徒たちにアドバイスしていた。
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