ダウンタウンブギウギバンドのファンで、10代から現在までずっと変わらぬモヒカンスタイルを貫く。その風貌からは想像つかない繊細な作品を産み出す。
忠生でタイル工事会社の代表を務める宇佐美勝さん(54)は趣味で「タイルアート」に取り組んでいる。仕事場で余った廃材を砕き、偶然生まれた破片を繋ぐ。絵、軒先に飾るプランター、オブジェ、ティッシュボックスなど独特の魅力を放つ作品を創り上げ、知り合いなどへプレゼントして喜ばれている。
創作をはじめた経緯を「知り合いの石屋さんを訪ねた時に、その奥さんが創る想いが込もった作品が素敵だったんです」と話す宇佐美さん。「息子の夏休みの宿題の参考に」と、当時住んでいた団地での制作風景が近所の評判に。「創っているときは無心になれるのにはまっちゃって。人に喜んでもらうのが嬉しいのと、やっぱり目立ちたい性分なんだろうね」と笑顔を見せる。
現在は経営者、父親、野球チームの監督、カラオケ交流クラブの支部長と多くの顔を持つ。「人との巡り合わせに感謝しているんです。損得なしでやることが結果自分に返ってくることがたくさんある。これからも瞬間瞬間全力で生きていきたいですね」
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