手前を披露する伊藤宗潤さん（左）
町田茶道会（石坂宗邦会長）が主催する新春茶会が10日、和光大学ポプリオール鶴川で行われた。
当日は裏千家・青木宗裕、裏千家・岩田宗青両氏による二席が設えられ、多くの人が清々しい雰囲気の中で茶を楽しんだ。
青木宗裕氏の席で手前を披露したのは、伊藤宗潤さん。先月、「宗」の名を受けたばかりの22歳。11歳の時に母親から、「落ち着きがないから『道』の付くことをしたら」というアドバイスを受け、剣道や柔道、華道などの中から茶道を選んだという。
それから11年間、毎週行われる稽古を続け、社会人になった今でも欠かさず稽古に出席している。
この日はご家族も手前を受け、「本格的な手前を見せてもらったのは初めて。美味しくいただきました」とご両親。
「まだまだ覚えなければいけないことがいっぱいあります。長く続けていければ」と伊藤宗潤さん。
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