今年開館10周年を迎えた町田市民文学館ことばらんどで7月16日からスタートした「妖怪がいた!〜ここにも、そこにも、町田にも〜」の累計観覧者が8月20日、1万人に達した。
同館の企画展の観覧者が1万人を超えるのは、2012年に開催した「いきmonoがたり〜ファーブル昆虫記&シートン動物記の世界」展以来、4年ぶり。また、最速での1万人達成となった。
1万人目となったのは親子で来館した小川町在住の小学1年生・木村俊介くん(6歳)。母親の香苗さんは「ことばらんどにはこれまでにも何回か訪れていますが、この企画展は初めて。俊介は普段から『妖怪ウォッチ』や『お化け屋敷』が好きで、夏休みに来たいと思っていました。1万人目になってびっくり」と話す。「一ツ目小僧」が好きだという俊介くんには、同館から花束と妖怪絵本、オリジナルトートバッグがプレゼントされた。
河井館長は「『妖怪』という注目のキーワードと、夏休みというタイミングで親子連れが多く訪れてくれました。妖怪は古来より『川で遊ぶのは危ない』、『夜遅くの一人歩きは危険』など啓発の意味を持ち伝承されてきました。好まれるキャラクターだけでなく、本来の『妖怪は怖いものである』ということを伝えられたのでは。また、それぞれの世代の持つ『妖怪像』が楽しめるのと、『町田の妖怪』というローカリティに興味を持ってもらい、大人の来館者も多かったです。今後も皆さんに喜ばれる企画をしたい」と話している。
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