町田市内で活動するシニアソフトボールチーム「町田メイツ」が、長崎県10月15日(土)〜18日(火)の4日間開催される日本全国の60歳以上の人々を中心とした健康と福祉の祭典「ねんりんピック長崎2016」に東京都代表として出場する。
ねんりんピックの愛称で親しまれている「全国健康福祉祭」は、厚生省創立50周年を記念して、1988年に兵庫県で第1回が開催されて以来、毎年開催されている。今年の会場は長崎県が担当。
町田メイツは、20代〜80代約50人のメンバーで構成され、町田市全域で活動する強豪チーム。週2回、市内のグラウンドで練習や試合を行っている。60歳からの「シニア」、65歳からの「ハイシニア」、70歳からの「スーパーシニア」の大会に参加しており、10日にもスーパーシニアの試合で勝利し、17日(土)の青梅・永山公園で行われる準決勝に進出した。「最年長は80歳。年齢制限のない町田市の大会などには若い人たちも含めたメンバーで出場します。孫くらい離れた子たちに負けずに頑張っています」と岡山孝夫監督(74)。60歳未満の若い世代は同大会には出られない為、コーチとしてサポートに回る。
強さの秘訣は「練習量」と、チーム代表でエースの新井達夫さん(63)。「中高年は休むと体力が落ちてくる。グラウンドの確保など、練習できる環境があるかないかでチーム力は変わると思う。メンバー全員が『東京都で優勝し、全国に行くチーム』と自覚し、しっかりとした目標に向かっているから、厳しい練習でもつらいと思わず楽しんでできている」と話す。岡山監督は「ソフトボールをやっているから健康なのか、健康だからソフトボールができるのか。動けるうちに楽しみたい」と意気込む。
町田版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|