町田市少年少女発明クラブ(康井義明会長)の第12回アイデアものづくりコンテストが1月15日、原町田4丁目のぽっぽ町田地下1階の大会議室で行われた。1階展示会場では作品展示会も盛大に行われた。
前回と同数の76作品が出品。昨年末に行われたクラブ役員、有識者12人で審査委員会により、金賞となる「大賞」が近藤菫さん(鶴川第四小5年)、もう一つの金賞、「町田市長賞」は大澤桃香さん(小山小3年)がともに初受賞した。
そのほか、教育長賞、市議会議長賞、町田・デザイン専門学校理事長賞、都立町田工業高校校長賞、商工会議所会頭賞、青年会議所理事長賞、審査委員長賞ほか金賞から銅賞まで36作品の授賞が行われた。これら36作品は平成29年度の東京都児童生徒発明くふう展(東京都主催)に出品する資格を得られ、ここで特別賞を受賞すると全国大会に出場することになる。
町田市発明クラブは28年度の東京都大会では5年連続東京都教育委員会賞(3人目の特許取得の大槻紘生君=金井中1年)をはじめ9作品が全国大会に進出、3月の発表を待っているところだ。
今回金賞の近藤さんの作品「Clean&easy」はだれでも簡単に清潔にスーパーのビニールが開けられる作品、大澤さんの「クリップ鳥(取り)」はカワセミの頭を手で押すだけで、指一本でクリップをひとつ取れるもので、姉の大澤楓香さん(小山小6年)の「駅のホーム白じょう」も町田・デザイン専門学校理事長賞の銀賞を受賞し、”姉妹受賞”となった。
大賞を受賞した近藤さんは「大賞なんてびっくりしました。母がスーパーでビニールを開ける時、手拭きをさわるのがいやだといったので、だれでも簡単に方法はないかと考えました」と話し、市長賞の大澤さんは「直接、市長さんから表彰されたり、姉も受賞したので驚いたり、うれしかったりしています。作品は、お母さんの仕事が楽しくなればいいなと思って作りました」と喜びのコメントを述べた。
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