オリンピック・パラリンピック教育重点校に指定されている都立山崎高等学校(山本正校長)では、日本の古典文化や落語に関する知識を深め、国際社会に生きる日本人としての自覚と誇りを培うとともに、多様な文化を尊重できる態度を学ぶための取り組みを行っている。
2月6日には1・2年生の生徒を対象に同校体育館で「古典落語体験&鑑賞会」を開催。地域で連携する桜美林大学の落語研究部4人が講師として登壇した。
観賞会では司会の学生により、落語の聴き方、用語の説明などがあり、地獄家(じごくや)独眼鉄(どくがんてつ)さんが古典落語「禁酒番屋(きんしゅばんや)」を、秋月亭(しゅうげつてい)朱雅(しゅがー)さんが「やかん」を披露。生徒らは普段聞きなれない古典落語を真剣に、時折笑いながら聞き入っていた。
落語体験コーナーには2年生の西晃樹さん、金倉野々花さん、清水祐輔さんの3人がそれぞれ芸名を与えられて登場。”おしゃべり好き”が高じて担任教師に体験を推薦された西さんは、世界一短い小噺『天国の話』を披露し、生徒らから拍手喝采を浴びると、「緊張しましたが人前で話すのは好きなので、ウケて気持ち良かったです」と感想を述べた。
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