小田急電鉄株式会社が、「鶴川駅周辺の価値向上に寄与する様々なアイディア」を公募するコンテストを実施する。このコンテストでは地域との連携を重視し、駅と地域を繋いだ空間のあり方をテーマに、駅デザインに加えて将来の駅のあり方を見据えた駅機能・活用の提案を募っている。
同社の工務部施設担当の根本智嘉さんは、企画の経緯について「町田市による南北の駅前広場整備にあわせ線路上に自由通路を設置するため駅舎を橋上化することがきっかけでした」と話す。利用者目線でどのような機能が欲しいのかなど、生の声を反映させた駅を目指す。
鶴川駅は2017年時点で一日あたり約7万人が利用している。小田急沿線の中間駅(急行停車のない駅)では第1位の乗降人員。
根本さんは今後の鶴川駅について「駅前広場が整備されると川崎市北部のバス路線との結節点となるため、鉄道とバス、川崎と町田、東京と神奈川といったように様々なものをつなぐ駅となり、お住まいの方の新たな交流を育み、次世代ファミリー層に選ばれる街の中心となってほしいです」と期待している。
エントリーは8月31日(金)、作品提出は9月28日(金)(必着)締切。「何気ない日々の気づきでも結構です。お気軽にお申し込み下さい」と根本さん。規定など詳細は同社公式HP(【URL】 https://compe.japandesign.ne.jp/tsurukawa/)で。(問)鶴川駅アイディアコンテスト事務局【メール】tsurukawa@japandesign.ne.jpへ。
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