都立小山内裏公園(小山ヶ丘)で昨年12月半ば、水質改善や外来種駆除を目的とした「かいぼり」が行われた。
都に委託された専門業者と講習を受けた10人のボランティアが、約200平方メートルの水を抜き、水深を10cmほどに減らした内裏池に入り、水質調査や生物の保護を行った。ミシシッピアカカミガメ、タイリクバラタナゴや大量のアメリカザリガニなど外来種を捕獲した一方、在来種のミズカマキリ、オニヤンマ(ヤゴ)、ハイイロゲンゴロウ、コマツモムシなども保護。「外来種は在来種を食べたり、水質を悪化させたりするためやむを得ず駆除します。ザリガニばかりかと予想しましたが、ハイイロゲンゴロウなどが捕獲され、在来の水生昆虫類の生息地になっていることが確認できたのが収穫。今後はもっと多様な生物が生息できる環境を目指したい」と都公園協会。
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