ホンダカーズ東京中央町田東店の小林栄作主任に話を聞く小泉氏
衆議院議員で自民党厚生労働部の部会長を務める小泉進次郎氏が21日、認知症に対する取り組みを視察するために町田市を訪れた。
まず訪問したのは認知症の人に働く場を提供するデイサービス「ＤＡＹＳ ＢＬＧ！」（前田隆行所長）の利用者が働いているホンダカーズ東京中央町田東店。同店では６年前から毎日６、７人の利用者が販売車の洗車を行い、対価をもらっている。小泉氏は現在に至るまでの関係者らの話を熱心に聞き、利用者たちが誇りをもって働いている姿を目にした。次に、スターバックスコーヒーぽっぽ町田店に移り、同店で行われていたＤカフェ（認知症カフェ）に参加し、認知症当事者や家族、周りで支える人たちの”生の声”を聞いた。小泉氏は「認知症の予防と共生のイメージができた。現場を見ることはすごく大切。認知症の人が働ける場がある。Ｄカフェでは認知症の人同士が色んなことを共有している。この一連の流れが共生社会なんだということがよく分かった。認知症のメカニズムを解明することと、このような町田の取り組みが全国に展開していく後押しを、しっかりやっていきたい」と述べた。
Ｄカフェに参加し、参加者の声に耳を傾ける小泉氏と小倉將信衆議院議員
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