知的障がい者の国際的スポーツの祭典「INASグローバルゲームス」が10月にオーストラリア・ブリスベンで開かれる。この大会に市内在住の吉川(きっかわ)圭祐さん(21)がフットサル日本代表として出場する。8月26日には、石阪丈一町田市長を表敬訪問し、同大会への出場を報告した。
国際障がい者スポーツ連盟(INAS)が4年に一度開催しており、「知的障がい者のパラリンピック」とも言われている同大会。2004年に始まり、今回5回目を迎える。フットサル日本代表が出場するのは2度目。
初めて代表に選出された吉川さんは軽度の知的障がい者で、現在は協和キリンプラス(株)で働いている。小学3年から地元の小山FCでサッカーを始め、健常者に交じりサッカー技術を向上させてきた。「大会では1点でも多く取れるよう頑張る」と意気込みを述べた。
前回のエクアドル大会同様、監督を務めるのは都立町田の丘学園の養護教諭・木村純一さん(=人物風土記で紹介)だ。木村監督は「全国各地でセレクションをして有望な選手を集めました。前回は6チーム中の5位。しかし、点を取り合い僅差での敗退など、力の差はないと思います。今回は参加チームも多くなりますが、優勝を目指したい」と語った。
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