技術者の卵たちによる第32回アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2019(=高専ロボコン)関東甲信越地区大会が6日、町田市立総合体育館で行われ、学生たちが工夫を凝らした自動&手動ロボットを駆使し、「洗濯物干し」で熱戦を繰り広げた。
関東甲信越地区の代表校と開催ホスト校として市内からサレジオ工業高専の合わせて10校20チームが出場し、技術を競い合った。
競技課題は「らん♪RUN Laundry」。試合時間2分30秒の間に、Tシャツ・バスタオル・シーツを3本の物干し竿に干していく。決められたエリアに正確に干すことができれば得点となる。干された洗濯物の最終的な美しさと気持ちよさも評価対象。同点の場合は「全体的な美しさ」やロボットのアイデアなどで判定され、予選リーグを勝ち抜いた5チームが決勝トーナメントを戦った。
会場には地元サレジオ高専をはじめ、各高専の応援団による声援が響き、きれいにシーツがかけられると大きな歓声が上がった。各チームが狙い通りにハンガーを掛けられなかったり、通信トラブルでロボットが動かなかったりするなか、予選から圧倒的な技術力を見せ、大量得点を挙げた小山高専(栃木)Bチームが同校対決を制して優勝。小山高専Bと、審査員の推薦を受けた長野高専A、茨城高専A、産技高専品川Bの4チームが11月24日(日)に国技館で行われる全国大会に出場する。
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