観客から花束を受け取る大村さん
新型コロナウイルスの影響により、大きな打撃を受けているエンタメ業界。“不要不急”の例に挙げられ、密を避けるために観客を集めることができず、会場も閉鎖中。市内でも公演はどれも延期や中止になっている。5月24日（日）になるせ駅前市民センターでコンサートを予定していた町田市出身の叙情歌歌手・大村みのりさん。コンサートは中止となり、そのほか大村さんが歌の講師として訪問している三越カルチャーサロン、老人ホーム、桜実会デイサービス、桜美林ガーデンヒルズなど、全ての教室も休業となってしまった。
「そんな現状にも負けていられない」と5月20日、大村さんが初めて、動画配信サイト「YouTube」で自身のコンサートのシーンを公開した。ネット環境に詳しくないという大村さん。「知人の勧めもあって、頑張って挑戦してみました」とコメント。
“記念すべき”第1弾は、大村さんの代名詞ともいえる『ふるさと』だ。大村さんのコンサートには観客が参加する「皆さんご一緒に」のコーナーがあり、そこで必ず歌う一曲。動画はコロナによる規制がかかる前の2月24日に町田市民フォーラムで開かれたコンサートの内容で、大村さんと観客の合唱による見事なハーモニーを聴くことができる。大村さんは「会場の皆さまが笑顔で、お元気で、大きなお声で、歌って下さっているんですもの」と同曲を選んだ理由を話す。そして「コンサートやお教室が出来ない今、その雰囲気を少しでも感じてもらい、また歌いたいという気持ちを忘れずにいてもらい、また会える！また会おう！と思って頂けるよう、少しでも皆様の明るく前向きになれる気持ちのお手伝いが出来たらな〜と、そんな思いでいます」と述べた。
第2弾、第3弾も公開していく予定。大村さんのコンサートはYouTubeのページから「大村みのり叙情歌コンサート」で検索を。
2月24日に行われたコンサート
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YouTubeの画面
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