市民の防災意識を高めるため、また地域における防災体制の確立や消防署、消防団、警察署など防災関係機関との相互連携の確認を目的として10月18日(日)、総合防災訓練を開く。今年は非接触型体温計、消毒液、マスクなどの備品を格納した避難施設開設キットの活用や一人当たりの避難スペースを4平方メートルに拡大した区割りを行うなど、新型コロナウイルス感染防止対策を講じる。また例年8月下旬に行われてきたのだが、熱中症などの危険を回避するために秋の開催となった。
メインとなる会場は5カ所。シバヒロ隣の町田一小では防災関係機関と自主防災組織が連携し、倒壊した家屋からの救助などの震災演習や避難施設の開設訓練を行う。市庁舎では情報収集・伝達、町田市民病院、滝の沢浄水所では医療救護や水道局などによる訓練、町田市民フォーラムでは感染防止対策を踏まえた一時滞在施設の開設訓練を行う。
災害時などにアクセス集中により市ホームページのサーバーに負担がかかることから、市では「非常用トップページ」を開設。同ページには避難施設の開設情報などの災害に関する緊急なお知らせが新着順に掲載される。広報課では各種訓練に合わせて同ページへの切替え訓練を実施する。市防災課、星野中課長は「訓練とともに、ご家庭にお配りしているハザードマップなどで自分の住む土地の状況を確認するなど、防災に対する意識を高めていただきたい。そして日頃の準備を」と話している。
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