桜の開花が待ち遠しい今日この頃、一足先に街で見かけた「桜」をご紹介。
茶の湯道具や古美術の販売、茶花教室、茶会など行っている「さがみや」の店内で、さまざまな桜を見つけた。
店内には由緒正しいさまざまな種類の茶道具が揃う。まず目に飛び込んできたのは茶碗の「花筏(はないかだ)」。京都・高台寺蒔絵の代表的な文様で、3月、4月の茶会でよく見かけるものである。川を流れる筏の上に桜の花びらが載っている。ほかにも桜柄の茶碗や、抹茶を入れる棗(なつめ)にも柳に隠れて桜が見える。
代表取締役の三橋良二さんに頼んで桜柄のものを用意してもらうと、金箔が貼られた文箱や水指、箸置や菓子器などに桜満開。茶葉にまで桜が見られた。
ちなみに茶席を彩り、季節を感じさせるものの一つに「花」があるが、桜の生け花は意外と多くないとのこと。理由は桜は花が散ってしまうことと、掛け軸に茶碗、花器の柄に桜が入る事が多いため、桜の花を生けるとわびさびがなくなってしまうことだという。
住所:町田市原町田4-5-6
電話:042・722・3334
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