地域に根差し、子どもたちの健全育成と健康づくりに貢献している(株)協栄スイミングクラブ町田(若林敏朗会長)の創立40周年を祝う記念式典が先月26日、同クラブで行われた。
式典には来賓として招かれた水泳、ボクシング各団体や地域の関係者のほか、石阪丈一市長や代議士、都議、市議らが出席。ボクシングを通じて若林会長と親交のある桜田義孝元国務大臣も駆け付け、盛大に行われた。
来賓者たちのあいさつの後には現役選手らのデモンストレーションが行われ、水しぶきを上げ勢いよく泳ぐ姿や、新たにスクールが開設されたSUP(スタンドアップパドル=サップ)の実演に、会場は拍手の渦に包まれた。また祝賀会には同クラブ出身の元日本ライトフライ級チャンピオン・高橋悠斗選手が登場。「チャンピオン」の生歌をBGMに、迫力のあるミット打ちを披露した。
若林会長は関係者らに謝辞を述べ、「色々な苦難を乗り越えて40周年を迎えられたのは、ひとえにスタッフたちの支えがあったからこそ。これからも若い力で進んでいく。皆様には変わらぬご支援、ご鞭撻をお願いしたい」とあいさつした。
同クラブは1980年に町田で創立。座間、相模原、十日市場(横浜市)にも開設され、ベビースイミングから成人水泳を通して、延べ数十万人の会員が巣立っている。出身者は水泳だけでなく、マラソンや相撲界でも活躍し、ボクシングでは日本チャンピオンや東洋太平洋ランカーを輩出している。また中国との民間交流は20年以上にわたっており、北京市に同クラブを開設し、北京大学・北京水泳協会と水泳大会を開いたりした繋がりを活かし、町田市の五輪キャンプ地誘致に向けた活動にも貢献した。
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