上和田を中心に活動する小学生の鼓笛隊「カミワダ・クローバーズ」(篠原美豊代表)が、5月に行われる市民まつりのパレードにむけ練習の日々を送っている。
クローバーズは音楽を通じ礼儀作法や協調性を身に付けようと、昭和52年に発足。現在は上和田小と桜丘小の児童10人が所属する。
市民まつりのほか、高齢者施設での演奏や上和田団地の祭りなど発表の場は多く、メンバーによる元気な演奏は34年間にわたり地域に親しまれてきた。
クローバーズを指導して18年になる元警視庁音楽隊の安藤禎章さん(65歳)は「最盛期には50人を超えていた隊員も年々減っている」と話す。5年生の娘を通わせている山崎裕美さん(35歳)も元隊員で「当時よりかなり少なくなった」と話す。さらに「上下関係の中で自然と協調性が身に付き、友だちの輪も広がる。子どもたちにとって良い成長の場」と語り、隊の魅力を強調する。
卒隊生の八木澄美日さん(18歳)は、昨年3月に指導者として隊に復帰した。現役時代は安藤さんから直接指導を受けていたという八木さんは「恩師と多くの仲間にめぐり合い、成長させてもらった。今度は子どもたちのために役に立ちたい」と大学進学を控えた今も協力を惜しまない。八木さんは「隊の活動を通じてもっと仲間の輪が広がってくれたらうれしい」と話している。
同隊ではメンバーを募集中。年齢・性別不問。問い合わせは木内さん/【電話】046・268・6521へ。
大和版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
広げよう支援の輪5月3日 |
|
|
<PR>