大和市少年消防団は5月20日、中学生の団員を対象に、災害時に避難所が開設された際、必要な役割や心構えなどについて学ぶ避難所運営訓練を行った。
やまと災害ボランティアネットワークの市原信行代表を講師に、4月に次いで2度目の訓練となったこの日は中学生団員18人と高校生指導員1人が参加した。中学生たちはグループに分かれ、学校から帰宅し、自宅に1人でいた午後3時ごろ、市内で震度6強の地震が起きた想定の下、避難所運営の手伝いを任された際、トイレや高齢者など災害弱者への対応、支援物資の仕分けなど次から次へと起きる課題をどのように対処するかについて意見を出し合った。
横山大地君(大和中1)は「(避難所運営は)簡単と思っていたが、車で来る人の対応など難しかった」と苦労した様子。剱持那月さん(つきみ野中3)も「難しくて大変だったが、今よりちょっとだけ頑張ろうと思う」と笑顔を浮かべた。
避難所で中学生は貴重な戦力と語る市原さんは「避難所に行った際、何をしなくてはいけないかを考える機会になれば」と話した。
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