大和市は今年2月1日、市制施行60年の「還暦」を迎える。1959(昭和34)年、県内14番目の市として誕生、下鶴間、深見、上草柳、下草柳の4村の分村問題に伴い「大和」の名称を得て70年目のことだった。
市制施行は、国が自治基盤の強化と行政の合理化を図るため、推進していた。大和地域では、隣接する2町の合併から、当時の大和町・渋谷町に加え、海老名・綾瀬・座間の3町を含めた大同団結の「高座市」構想など様々な議論を呼んだ。合併促進法の期限である58年9月30日に向け、相思相愛で、合併にこぎつけたのが大和町と渋谷村だった。現在の大和市の誕生である。
初代市長の高下重平は「市制は魔法のランプでも、うちでの小槌でもありませんから、手をこまねいていて市の発展がのぞめない」と当時の市民に協力を強く求めている。
〈大和市史より〉
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