茶道の作法を見学する児童たち
緑野小学校の６年生を対象にした茶道体験会が６月29日、中央林間にある多胡記念公園の茶室「慈緑庵」で行われた。子どもたちに日本の伝統文化を学んでもらおうと市内の茶道会「大和みどり会」（岩本宗翠会長）が主催した。
体験会は新型コロナウイルス感染対策のため日程を２日間に分けて行われた。この日は２クラス・72人の児童が参加。数人ずつのグループに分かれて、岩本さんの解説を聞きながら書院で茶道の作法を見学。会員が点てたお茶をまわして子どもたち一人ひとりが器や泡の立ち方、香りを体験した。また実際に抹茶を点てたり、お茶に関する紙芝居の読み聞かせや茶室を見学するなど茶道の世界を楽しんだ。
岩本さんは「長きにわたって培われた日本の文化を理解して、皆さんが海外などに出たときに、外国の人に教えてあげられるようにしてください」と子どもたちに語りかけた。
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