ノーベル化学賞受賞者で6月に85歳で亡くなった名誉市民の根岸英一さんの追悼展が7月14日(水)まで、シリウス4階と市役所1階フロアで開催されている。時間はシリウスが午前9時から午後9時、市役所が午前8時30分から午後5時。
1935年生まれの根岸さんは47年に大和市南林間(旧高座郡大和町)へ転入。58年に東京大学工学部を卒業するまでの青春時代を大和の地で過ごした。構造の違う2種類の有機物をつなぐ化学反応「クロスカップリング」の研究で、パラジウムを触媒とした合成反応を完成、2010年にノーベル化学賞を受賞した。
追悼展は、根岸さんのこれまでの功績などを称えて催されるもの。シリウスでは4階の健康都市図書館フロアの一角にコーナーを開設。高さ1・8mの写真パネル4枚を囲むように、関連書籍や母校の大和中学校の生徒たちに贈った直筆のメッセージなど、根岸さんの人柄がうかがえる資料を展示。市役所1階には、2010年から16年に根岸さんが参加したイベント等の足跡をたどるように、9枚のパネルが展示されている。
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