市内つきみ野在住で、県立希望ケ丘高(横浜市旭区)に通う安部奏美さん(3年)が6月18日、等々力陸上競技場で開催された関東大会の女子400mで5位に入賞し、高校総体(インターハイ)出場を決めた。インターハイは7月28日(水)から福井県福井市で開かれる。
つきみ野中時代から故障が多かったという安部さん。5月の県大会前からふくらはぎに痛みを抱えており、痛みから200mは棄権に追い込まれた。関東大会までの1カ月間、練習のし過ぎに注意すると痛みが消え、大会にピークを合わせることに成功。練習をしっかり詰めた自信と体調の良さから、前半飛ばす周囲のペースに惑わされることなく冷静にレースを組み立て、自己ベスト(56秒67)で全国切符を手繰り寄せた。
つきみ野中時代には2年生の時に200mであと0・1秒まで迫りながら惜しくも届かなかった全国大会。「当時の悔しさがバネになった」と4年越しの全国出場を嬉しそうに話した。
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