金子勝元副市長(66)が大木哲前市長(75)による市職員へのパワハラを日刊紙に告発した問題で、大和市は8月21日の市長臨時記者会見で全管理職139人へのアンケート結果を公表した。
アンケートは記名式で6月8日から配布。大木氏と井上昇前副市長からパワハラを受けたり見聞きしたか、その場合の具体的内容を尋ねた。回答期限は7月7日。
121人(87・1%)が回答。複数回答可で135件が寄せられた。無記入は5人。パワハラを「受けたことがある」は7件、「見たことがある」は5件、「聞いたことがある」は21件。「受けた」「見聞きした」と答えたのは22・3%にあたる27人だった。具体的には「市長室で前市長から『お前はアウトだ。異動させる』と叱責された。特に悪いことはしておらず、理不尽な叱責だった」などがあった。
会見で古谷田力市長は相談体制の一層強化などを挙げ「パワハラのない職場を築いてまいりたい」と話した。
パワハラ問題を巡っては大木氏が金子氏を相手に起こした民事裁判の一審判決で、横浜地裁は大木氏に金子氏への慰謝料など264万円の支払いを命じ判決が確定した。
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