中央林間在住の堀義雄さん(42・=「人物風土記で紹介」)が、8月31日にラスベガス(アメリカ)で行われたブラジリアン柔術の世界大会「ワールドマスター柔術選手権2023」に出場し、銀メダルを獲得した。今回が4度目の挑戦で、世界大会でのメダル獲得は初めてとなる。
強敵立ちはだかる
この大会は世界各国からおよそ1万2千人の選手が参加し、競技は3日間かけて行われた。堀さんは28人が出場するマスター3(41歳〜45歳)クラスの茶帯・フェザー級に出場した。
同大会に過去3度出場している堀さん。これまでの最高記録は2回戦進出で、世界の壁の高さを痛感していた。「直前まで出場することを悩んでいた」と当時の心境を明かすが、周囲の後押しもあり、意を決して4度目の挑戦に臨んだ。
今大会では1回戦、2回戦を順当に勝ち進むと、3回戦で同クラス世界ランク1位の選手(ブラジル)と対戦。強敵との対戦を前に、一人の時間を作り「相手が誰でも全力で行こう」と自分自身を奮い立たせた。試合は両者一歩も譲らぬ展開となったが、相手の背後から首を絞める技が決まり、6対0で制した。
その後は準決勝でも勝利をおさめて決勝へ進出。最後は敗れたものの、堀さんは「負けた直後は悔しかったが、日が経つにつれて喜びを感じてきた」と笑顔で話していた。
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