地域に暮らす高齢者の支援などを行っている「大和市南林間地区たすけあい協議会」の拠点で、南林間駅近くに位置する「南林間地区たすけあいセンター」の累計の利用者が、11月末で1万1920人となった。センター長を務める沓掛大乗さん(87=「人物風土記」で紹介)によると、年内に1万2千人を突破する見通しだ。
たすけあい協議会は、2017年に発足した。同会に登録するボランティアが高齢者の依頼を受け、庭木の剪定やゴミ出しなど身の回りの支援のほか、通院付き添いなど生活そのものを支える「生活行動支援」を行っている。
一方、たすけあいセンターには日々、地域の高齢者らが訪れ、お茶を飲みながらおしゃべりをしたり、マージャンをしたりして楽しんでいる。
17年6月に開設し、昨年末で累計の利用者数が大台の1万人を突破した。今年1年だけでもおよそ2千人が利用するなど、地域のニーズは高まりをみせている。「センターは友達づくりの場にもなっている。いつまでも健康に暮らす上で、皆と楽しくコミュニケーションを図ることは大切」と沓掛さんは話す。
ボランティア募集
同協議会には、11月末時点で173人のボランティアが登録されている。年々高齢者からの生活支援の依頼が増えていることを受け、同協議会では随時、ボランティアを募集している。
ボランティアの参加希望、問い合わせは同協議会【電話】046・206・5310。
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