本格的な忘年会シーズンを迎え、大和警察署(神田一穂署長)では、飲酒運転の根絶にむけた取り組みを強化している。
同署交通第一課によると、大和署管内の飲酒運転の取り締まり件数は、過去5年をみると2021年までは10件台で推移していたが、昨年は27件と大幅に増加した。
今年5月には新型コロナウイルスが感染症法上、季節性インフルエンザと同等の「5類」に移行。経済活動もコロナ前に戻りつつあることを受け、「忘新年会を解禁する人も増えるはず。飲酒運転にさらに警戒していく必要がある」と同課担当者は話す。
県警では12月を「飲酒運転根絶強化期間」に位置付け、大和署でも検問を強化しているほか、大型商業施設などでの啓発キャンペーン実施、FMやまとのラジオ番組に署員が出演し、飲酒運転根絶を呼びかけている。担当者は「飲酒運転をしたらどうなってしまうのかを今一度考えてみてほしい」と訴える。
市内飲食店では
飲酒運転撲滅にむけ、地域の飲食店も協力している。大和東の「炭火串焼とり右ゑ門」では、来店時に車の使用の有無を確認するほか、客が退店する時の見送りでも車を運転しないか確認するなど二重のチェックを心がけているという。
店主の根本勇海さん(43)は「お酒の席を楽しい思い出にしてもらうよう、飲酒運転をさせない努力を続けていきたい」と話している。
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