大和小学校の6年生が12月14日に、校庭のイチョウから収穫したギンナンを地域住民に販売した。
96年前の大正4年に開校した深見西の同校には、寄付や植樹で植えられたイチョウ21本がある。
正門近くの2本の「大イチョウ」は、高さ約15mと約17mで、平成12年に児童から名前を公募し「ねがいばあさま」「みのりばあさま」と名付けられている。
同校では毎年秋になると1・2年生がギンナンを拾い、3・4年生が実を取り出して水洗いし、5・6年生が乾燥させたギンナンを選別して袋に詰める。
昨年は約160kg(2000袋分)の収穫があった。袋詰めされたギンナンは全児童と地域の人たちに配られたほか1袋100円で販売。収益はギンナンの収穫に関わる費用を除き、大和市社会福祉協議会へ寄付される予定。
販売に携わった6年生の山本涼吾くんは「1人で20袋も買ってくれる人もいて嬉しかった」と話していた。昨年は同校出身の根岸英一さんがノーベル賞を受賞。11月に来校した根岸さんにもギンナンを贈った。
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