東日本大震災で被災した岩手県釜石市から福祉関係者を招く「地域福祉セミナー2012」が18日、保健福祉センターホールで開かれ、およそ400人が被災地の生の声を聴いた。大和市社会福祉協議会(高橋政勝会長)が主催した。
この日は、昨年3月11日の津波で甚大な被害を受けた釜石市から、同市社会福祉協議会の矢浦一衛事務局長ら3人を招き、被災当時から現在に至るまでの地域における福祉活動について話を聴いた。
矢浦氏は、自宅が津波で流される映像を流しながら「防災マニュアルの見直しや福祉避難所の設置が重要」などと語りかけた。
最大で19・3mの津波が押し寄せた釜石市には、今年1月末現在で全国から3万7千人のボランティアが入った。このうち神奈川県からも約1200人の社会福祉協議会関係者が現地に入り、ボランティアセンターの運営などを支援した。
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