「災害時の飲料水に」 宮久保の近藤憲之さん 自宅庭に井戸
大和市上和田の宮久保自治会の近藤憲之会長(66)がこのほど、自宅の庭に災害用井戸を完成させた。
この井戸は、災害時に飲料水を確保し地域に役立ててもらおうと、今年8月からボーリング作業を開始。約2か月をかけて作りあげたもの。(財)北里環境科学センターに水質検査も依頼し、飲料水として適しているとの認可も受けている。その後、大和市危機管理課から災害用井戸としても登録された。
井戸の深さは約43m。非常用発電機を備えたポンプを設置し、停電でも使用できるという。全て自費で作成したという近藤さんは「災害時に最も必要となるのは飲料水。宮久保自治会だけでなく、近隣自治会にも周知をして、有事の際には広く活用してほしい」と話している。
大和市危機管理課によると、市内には11月26日までに293件の災害用井戸が登録されている。
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